令和4年度卒業生
令和4年度卒業生 H.K
私は、幼い頃からの看護師になりたいという夢を叶えるために武生看護専門学校に入学をしました。
最初は、年齢も住んでいるところも異なるクラスメンバーと共に3年間過ごすことが出来るのだろうか、授業や実習について行くことは出来るのだろうかなど、たくさんの不安でいっぱいだったことを覚えています。正直、学校生活の中で専門用語を用いた授業や看護技術を行うことへの難しさを感じたり、日々の課題に時間を追われたりすることも多かったです。また、実習を行っていく中で、自分の思うような看護をできず、知識不足を感じ、何度も向いていないのではないかと感じることもありました。しかし、同じ目標である看護師を目指し、毎日を一緒に切磋琢磨し合うクラスメイトや親身に話を聞いて下さり、熱心にアドバイスをくださる先生方にたくさん救われました。また、実習を行っていく中で患者様の笑顔を見ることが出来たり、患者様から「ありがとう」「あなたがいてくれて良かった」などの暖かい声をいただき、実習を乗り越えてきました。たくさんの人に支えていただき、卒業することが出来ました。
何度も壁に直面し、決して楽しいことばかりではありませんでしたが、たくさん学び、経験する中で、とても成長することが出来た3年間になりました。ここでの素晴らしい出会いや学びを忘れず、今後も頑張っていきたいと思います。
令和4年度卒業生 K.T
私は、社会人入試で入学しました。
この学校を選んだ理由として、社会人学生が多いことや、オープンキャンパスで先生と生徒の距離が近く、学びやすい環境だと感じたことです。しかし、入学前までは仕事を辞めて若い子と上手くやっていけるか、勉強についていけるかなど不安が多く入学を決めるのに悩みました。そんな時家族に「やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい」という言葉が背中を押してくれて入学を決心しました。
学校生活を思い返すと、楽しい事だけでなく勉強や実習など大変なことも沢山ありました。しかし、それを乗り越えることができたのは、看護師という同じ目標を持った仲間、家族や先生の存在のおかげです。また、入学前までは実習が辛いというイメージがありました。しかし、コロナ過で面会も制限されている中、病院で学ばせていただけることがどれほどありがたいことなのかを知りました。そして、看護師になることを応援してくれる患者様の存在や辛い時に共に励まし合った実習メンバー、親身に話を聞いてくださる先生のおかげで3年間の学校生活を乗り越えることが出来ました。
実習やグループワークなどグループで活躍する機会が多く、最初は不安に思っていた年齢差も、年齢関係なくメンバーと協力して乗り越えていくため、仲間との絆も深まりました。
わたしは在学中に大きな事故に遭い、クラスの仲間と一緒に卒業できないかもしれず、先の見えない不安で心が折れそうになりました。絶望的だった私に、クラスの仲間や学校の先生は温かい言葉をかけてくださり、親身に自分の今後の事を考えてくださりました。その事が心の支えとなり学校に戻ることを諦めないで治療を続ける事ができました。1人では立ち直れなかった状態でしたが、仲間や先生の存在がとても大きく、みんなには本当に感謝しています。
今では、仕事を辞めてこの道を選んで本当に良かったと思っています。これまで支えて下さった人達に感謝し、次は私が人の支えになれるような看護師になりたいです。
令和4年度卒業生 H.M
武生看護専門学校での毎日はとても忙しく早いものでした。
1年生の頃からたくさんの課題があり、テスト期間には毎日深夜まで勉強をしました。また、実習などでは患者さんとの関りに悩み、自分の知識不足を補うために朝方まで記録や勉強をして寝不足で実習に向かう毎日で、何度も悩み何度も学校を辞めたくなったこともありました。
しかしそんな辛い思いをしながらも3年間を乗り越えることができたのは、一緒に実習を行なったメンバーや、先生たち、学校の友達が大きな支えになってくれていたのだと感じました。特に実習メンバーは領域実習の期間、誰よりも多く一緒な時間を過ごしたと思います。そのため互いの不安や悩みを相談しあってお互い助け合いながら乗り越えていくことができました。
看護学校での3年間は正直に言って楽なものではありませんでした。しかし、友達と朝まで勉強を頑張ったこと、何度もダメかもしれないと思って悩んだり泣いたりしたこと、怒られながらも一生懸命してきた実習も全て振り返るとすごく楽しかった思い出なのだと思います。高校を卒業してから看護学校に入り、確実に1番濃く成長することができた時期でした。看護学校で学んだことや思い出はこれからもずっと自分の支えになると思います。とてもいい先生と仲間に出会えて武生看護専門学校に入学して本当によかったです。
令和4年度卒業生 A.S
入学当初、新型コロナウイルスの影響で入学式はなく、授業は制限がかかるときもあり、戸惑いながらのスタートでした。不安もありましたが先生方が手厚いサポートをしてくださり徐々に慣れていくことができました。コロナ禍もいいところだと感じています。子育てしながらの学校生活は、思っていた以上に大変でしたが、クラスの仲間と一緒に学び、辛い時も励まし合いながら乗り越えることができました。また家族の理解と協力があり、子どもがいても勉強できる環境をつくってくれて支えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
3年間あっという間でしたが、中身がとても濃く充実した日々だったと思います。看護の知識や技術だけでなく、自分がいかに周りの方に支えられて生きているかを気付くことができました。年齢を問わず、自己成長できる学校に入学できて、貴重な3年間になりました。